株式会社ヒトタス
代表取締役

鈴木 輝

公開日:2025/5/22
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誰もが活躍できる場を創造し、企業と人材の幸せを支えるパートナー

はじめまして、株式会社ヒトタスの鈴木輝と申します。これまで株式会社オープンハウスや光通信グループで営業職・管理職・新規事業企画を経験し、2020年には株式会社鎌倉新書にて多様な事業の立ち上げと成長に携わりました。その後、2023年にアシロへ入社。社長室や経営推進部の立ち上げ、統括責任者を歴任し、2023年8月より子会社の株式会社ヒトタスに代表取締役に就任しています。働く人々の可能性を広げ、企業の成長を支えていくことを使命とし、未経験者への研修や定期的なサポート体制を整え、働く人と企業双方の成長と幸福の実現に取り組んでいます。

鈴木 輝の強み

私の強みは、多様な業界での実務経験と新規事業立ち上げの実績を活かした経営力にあります。営業職や管理職、新規事業企画を経験し、現場の課題を的確に把握する力を培いました。また、経営推進や社長室の立ち上げを通じて、組織全体を俯瞰し、最適な戦略を描く力も磨いてきました。人材派遣業においては、未経験者への研修やサポート体制の構築に注力し、働く人と企業双方の成長と幸せを支える仕組みづくりに自信があります。

インタビュー

「人を人として見る」哲学で、多様な働き方と幸せな雇用を創造する——。持続可能な雇用環境の構築を通じて、企業と人材の最適な関係づくりに挑戦する鈴木社長のビジョンを探る。

私がこの道を選んだきっかけ

「体育大学を卒業後、幼稚園や保育園で体操の先生をやっていました。とても楽しかったんですよ」。

鈴木社長のキャリアの原点は営業だが、新卒時には教育の現場にいたことがある。しかし、体操の教員や副業ではバスケットボールのコーチ業など充実した生活を送る一方、ライフステージや収入面を考えるようにもなった。
結婚や子供、そうした将来像を描いたとき、より多くの可能性を追求するためにオープンハウスで、不動産の仲介営業としてスタートした。

「現在も成長率は非常に高い会社ですが、当時は上場一歩前のフェーズで勢いがあり、数字へのプレッシャーも強かった。それこそ寝る時間もないくらい、がむしゃらに働いてましたね」。と当時を振り返る。

この経験は自己成長につながった一方で、結婚して家庭を持つ自分の現状とのギャップに再び直面する。

「営業は楽しかった。でも家族との時間も大事にしたかったんです」。
ライフワークバランスとやりがいを両立させるため、光通信の子会社で営業職や管理職として約7年勤務した後、葬儀、墓、仏壇、相続などの終活関連のポータルサイト運営をする「鎌倉新書」へ転職。鎌倉新書ではこれまでとのお客様の属性の違いにも直面した。

「大事な人を亡くしてしまって悲しい気持ちの人に前を向いてもらうことは難しさも多くて…」。そんな難しさを抱きつつも、新規事業として、相続の課題解決のために法律・弁護士業界とユーザーを結びつけるプロジェクトを立ち上げる機会に恵まれるなど、新しい事業にも果敢に挑んだ。

しかし、さらに新たなプロジェクトの立ち上げを任されたときにキャリアについて考えることに。
「ゼロイチに携わることは多かったが、もう少しグロースまで面倒を見たいと思っていた。残されたメンバーと都度別れることも心苦しさを感じることもあった。現場だけでは限界があることもあり、もっと経営層により深く関わることで解消ができるのではと考えるようになったんです」。

このタイミングで転職先を探していたところ、アシロから経営にコミットできると打診を受けたこともあり、アシロに転職、社長室に配属された。

当時のアシロは人材に対する考え方や価値観の改革が必要な時期であった。そこで経営推進部を立ち上げ、人事制度や報酬制度を見直すなど、新陳代謝をよくする流れをつくることに情熱を傾けた。

そんななかで、法律事務所から事務職の人材派遣ニーズが高いことを実感。子会社として株式会社ヒトタスを立ち上げることになり、代表取締役に就任した。

そして2025年5月1日には独立を発表。「関わる人を誰よりも深く幸せにすることでよりよい社会の実現に貢献する。」を掲げて奮闘しているところだ。

仕事をする上で大切にしていること

鈴木社長が大事にしていることは、「人を人として見る」というシンプルでありながら奥深い哲学だ。

人を大切にしないと企業は育たない、事業も成長しないということが根幹にある。この考えを体現したのが株式会社ヒトタスだと自負している。

「ついてこれない人は切り捨てる…この考え方は理解できるが、マネジメントする側として心地のいいものではなかった」。

自身が直面してきたマネジメントの難しさ、部下や仲間との接し方についての苦悩が、今のヒトタスの在り方につながっているのだ。

たとえば、人を採りたくて媒体に掲載していても採れない会社がある。株式会社ヒトタスは求職者と会社の橋渡しを適切におこない、それぞれに最適な選択ができるように働きかけ続ける。

「自分たちが持続可能な働き方を提供していきたい。そうして企業の成長にも貢献していきたい」。
自らの哲学と情熱をもって仕事に取り組み続ける声は力強い。

今抱えている課題

現在直面している課題の一つは、働き方の多様化に対応することだ。

「ライフスタイルやキャリアプランが多様化している時代において、正しい答えが一つではない。時短勤務を求めるスタッフもいれば、週5日8時間勤務を望む者もいる。それって悪いことじゃない。難しいかもしれないけど、いろんな人のキャリアを考えていかないと」。

多様なニーズにどのように応えるかは、現在進行形で考慮されている重要な課題だという。

たとえば、仮にスタッフが突然病気になるなどでフルタイム勤務ができなくなった場合の対応策が未整備であることも課題の一つ。柔軟な勤務体制を整えるためには、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)も含めた今後の制度見直しも視野に入れている。

こうした変革は現在進行中。ここ1年のあいだにも、ヒトタスは大きく変わる可能性があるのだ。

未来の展望

「一つのビジョンとして、人材紹介事業の免許を生かすことにある」。

正社員をすぐにでも欲しい、正社員じゃないと雇用できないという企業もあるので、そういったニーズにも対応していくサービスを強化していきたい。

また、先ほど課題としてあげたBPO事業へのチャレンジもひとつだ。BPOの業務形態では、自社の指揮命令系統のもと、企業における業務の一部を代行し成果を提供できる。

「このビジネスモデルの中では、仮に休業者が出たとしても、他のチームメンバーで補える可能性があるんじゃないかと」。

こうした新規事業展開が新たな雇用の形を示し、より多くのスタッフの幸せにつながり、企業の持続可能な発展に寄与すると確信している。

まとめ

「”働き方”が、”幸せのなりかた”に直結していることを理解しています」という言葉は、ヒトタスのビジネスの核心だ。
社員との密なコミュニケーションを重視し、個々の成長とライフステージに合わせた働き方を提供することで、多様化する雇用ニーズに応えている。

人材紹介やBPOへの事業展開も計画する中、企業と人材の最適なマッチングを実現し、双方が成長できる関係づくりに尽力。鈴木社長の理念は、人材業界における持続可能な雇用環境づくりを通して社会貢献を果たすという明確なビジョンに根ざしている。

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