株式会社バリュースタッフ
代表取締役

森本 光春

株式会社バリュースタッフ
公開日:2025/1/22

ホテル現場から人材派遣へ
働く人の価値を追求する社長

はじめまして、森本光春と申します。ホテル現場での経験を経て、人材派遣業界に挑戦しました。バリュースタッフでは、ホテル・ブライダル業界に特化した人材サービスを展開。「働く人の価値」を追求し、すべての人が自分の才能を発揮できる環境づくりに情熱を注いでいます。働くことを通じて、社会に貢献し、人々に成長する喜びと可能性を提供することを目指しています。趣味はゴルフ、スキー、射撃、狩猟で、座右の銘は「大丈夫、全部うまくいく」です。これからも、その夢に向かって邁進してまいります。

森本 光春の強み

私の強みは現場経験と経営者としての視点を併せ持つことです。ホテルで26歳まで働いた経験から、現場スタッフの気持ちを深く理解しています。その後、人材派遣会社での勤務を経て「働く人のことをもっと考える人材派遣会社」を起業。ホテル・ブライダル業界に特化した人材サービスを展開し、クライアントと派遣スタッフの最適なマッチングを実現しています。リーマンショックや東日本大震災、新型コロナウイルス感染症など、様々な経営危機を乗り越えた経験も大きな糧です。

インタビュー

「人材採用と教育の新たな地平を切り拓く」。長きにわたりホテル業界で培った経験を基に、働く人の幸福を第一に考える姿勢と、人材育成への情熱に迫る。森本社長が描く次世代のビジョンとは?

私がこの道を選んだきっかけ

「26歳までホテルの現場で働いていた」と語る森本社長。宴会部門で結婚式の進行を担当するなど、フリーターとして現場を支えてきた。高級ホテルの宴会サービスキャプテンとして活躍することに誇りとやりがいをもっていた。

その後一度この業界を離れた森本社長だが、後に再び人材供給や教育を行う側として戻ることとなる。
現場を支える立場となった中で「現場で働く人たちに良いチャンスを提供できて、それを喜んでもらえる瞬間が一番嬉しい」と強く感じたという。

「結局、人が育って成功していく姿を見ることが僕の原動力になっているんです」

その後は東京拠点の立ち上げを任されることとなり、奮闘。働く人の成長を原動力に走り続けてきた。

しかし、東京拠点が順調になった段階で会社の組織が大きく変わることに。その組織編制を契機に、自分自身のやりがいをあらためて認識したことが創業のきっかけとなった。

「200社以上の同業他社がある中で、働く人に焦点を当てた会社はなかった」と話す森本社長。その視点が、現在の経営スタイルの礎となり、ここまで会社が大きくなってきた強みとも言えるのだ。

仕事をする上で大切にしていること

「働く人も、クライアントも、みんなが喜ぶ環境を作る」。これが森本社長の基本理念だ。

この言葉には、働く人々への強い愛情と信念が込められている。

ホテル業界では社員として採用される道が狭く、派遣スタッフから社員に登用されるケースも少なくないという。

その中で森本社長は、派遣スタッフにチャンスを与え、成長を支援することを使命としている。「人が成長し、活躍の場を広げることが、私の最大の喜び」と語る。

また、仕事を通じて「人を喜ばせる」ことを何よりも大切にしている。

「ホテルのサービスはクオリティ、といわれます。でも誰でも始められる仕事なんです。続けることでクオリティが上がる。サポートをしっかり行えば、どんな人でも輝ける」。

その信念のもと、多様な人材が活躍できる場を築いてきた。

さらに、森本社長の経営理念には「働く喜びを共有する」姿勢が根付いている。

「たとえば派遣スタッフが現場で実績を積み、社員として登用される姿を見るとき、それが本当に嬉しい瞬間ですね」。森本社長の人材育成への情熱が伝わる言葉だ。

今抱えている課題

「ホテル業界は労働集約型産業であり、慢性的な労働力不足に直面しています」と森本社長は現状を冷静に分析する。

特に日本人の働き手が減少する中、海外からの労働者を受け入れる動きが進んでいるが、業界全体としてその対応が十分とは言えないという。

「海外から来る人たちを受け入れるには、ただ採用するだけではダメです。教育やフォローがなければ、続けてもらえません」と、森本社長は現場の課題を指摘する。

働き始めたばかりのスタッフが安心して業務に取り組み、スキルを磨きながら成長できる環境を整えることが重要だと強調する。

さらに、彼は「ホテル業界の仕事は人に喜んでもらえるサービスが中心。日本に夢を持ってくる人達をサポートしたいし、楽しくてやりがいのある、人間らしい仕事だということを伝えたい」と語る。

ホテルで働く魅力を伝えることで、働く意欲を高め、現場でのモチベーションにつなげたいという思いがある。

「現場の仕事は『慣れと経験』でクオリティが上がります」と森本社長は続ける。コンビニのレジ打ちの例を挙げながら、「今では海外のスタッフが当たり前に働いています。ホテル業界でも同じことが実現できるはずです」と語った。

森本社長の信念は、「どんな人でも成長できる環境を提供する」ことにある。

「やる気さえあれば誰でもできる仕事を、しっかりとフォローすることで、全員が自信を持って取り組めるようにしたい」。課題に真正面から向き合い、次のステップへ進む準備を進めている。

未来の展望

将来的には自然と向き合いながら生活することを計画しているという。「仕事にはどうしてもピークがある。全力でやり切った後、自分の時間を使って好きなことをしたい。それが僕の人生のビジョンです」。

そのためには、今後12年ほどの間に事業をさらに拡大し、安定した基盤を築く必要があると考えている。「経済的なゆとりがなければ、理想の生活は実現できない。だから、会社としての責任を全うしながら、その先を見据えて準備を進めたい」。

また、仕事を通じて築いた人とのつながりも大切にしていきたいという。
仕事とプライベートの両方を充実させるその姿勢に、森本社長の人生哲学が垣間見える。

まとめ

現場経験を通じて培った価値観を基に、人材供給会社を立ち上げた森本社長。その信念は、働く人とクライアント双方の喜びを追求し続けることにある。

「働く人が自信を持てる環境を作りたい」という思いから始まった事業は、多くの未経験者が新たなキャリアを切り開く場となっている。その姿を見届けることが、森本社長自身のやりがいにつながっている。さらに、ホテル業界の人手不足という大きな課題にも果敢に挑み、海外の労働者に安心して働ける環境を提供しようと努力を続けている。

彼の目指す未来は、ただ事業を成功させるだけではない。「次の世代への譲り渡しも必要であろう」。その言葉には、経営者としての覚悟と、仕事を通じて社会に貢献したいという強い思いが込められている。

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